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「Google スプレッドシート」で「Gemini」が使えるAI関数、日本語を含む7カ国語に対応【9月24日】
即時リリースドメインで展開開始、計画的リリースドメインでも10月6日から展開
2025年9月9日 07:55
「Google スプレッドシート」の「AI」関数が、日本語を含む7カ国語を追加でサポートした。「Google Workspace」における一連のアップデート「August Workspace Drop」の一部として、米国時間8月28日にアナウンスされた。
「AI」関数は、同社の生成AI「Gemini」にプロンプト(命令文)とセル範囲(省略可能)を渡し、その結果を返す関数。スプレッドシートのセルで「Gemini」を活用することができる。構文は以下の通り。
AI(“プロンプト”,[セル範囲])
具体的には、以下のようなことが行える。
- テキストを生成:=AI(“20字以内でキャッチコピーを考えて”, A2)
- 要約:=AI("本の要約の主なテーマを箇条書きで列挙して", D2)
- 情報の分類:=AI("顧客からの問い合わせを褒め言葉、交換要求、返品要求のいずれかに分類して",C2)
- 心理の分析:=AI("メール本文をポジティブ、ネガティブ、ニュートラルのいずれかに分類する。”, D2)
回答がテキストのみで画像などは出力できない、一定期間の間に利用できる回数に制限があるといった弱点はあるものの、従来では難しかった処理が簡単に行えるのは魅力と言えるだろう。
なお、この機能を利用するには「Business Standard」以上の「Google Workspace」プラン(職場や学校)、もしくは「Google AI」プラン(個人)が必要となる。
[2025年9月24日編集部追記] 9月23日付で、日本語に対応したAI関数の展開スケジュールが発表された。即時リリースドメインでは9月23日から、計画的リリースドメインでは10月6日から段階的に展開され、それぞれ機能が利用できるまで最大15日かかる可能性がある。















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