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すべての工程に生成AIを使った個人開発を始める準備段階から解説した書籍が発売

Cursorとv0.devを活用する『AIと個人開発したくなったらまずCursorで要件定義だ!』

『AIと個人開発したくなったらまずCursorで要件定義だ!』

 (株)インプレスは9月12日、インプレス NextPublishingより『AIと個人開発したくなったらまずCursorで要件定義だ!』(yasuna著)を発売した。紙書籍版の販売価格は2,200円(税別)、電子書籍版の販売価格は1,600円(税別)。

 この本は、AIとともに進める個人開発の入り口として、特に要件定義の部分に焦点を当てて解説しています。「アイデアはあるけど、どう形にしていけばいいのかわからない!」そんな方の悩みを解消するための最初のハードルである要件定義をやさしく解説します。

本書は大きく2つのパートで構成されています。

  1. 定義編(第1章~第4章)
    まず個人開発におけるアイデアの見つけ方から始まり、要求定義と要件定義の基本を学びます。また、失敗しない個人開発にするために持つべきマーケティング視点やスタートアップにおけるMVP開発をどう個人開発に取り入れるのかを説明していきます。
  2. モックアップ編(第5章~第6章)
    定義編で作成した要件定義から、Cursorを使ってユースケース図と画面遷移図を作成し、そこからv0.devでモックアップを作るまでの方法を紹介します。各章で紹介するプロンプトの例文をベースとして自身に合ったスタイルをAIと一緒に見つけます。

本書の特徴は、すべての工程でAIツールを活用している点です。例えば以下の4つが挙げられます。

  • アイデアの整理:GrokやClaudeとの対話
  • 要件定義の作成:Cursorを使ったプロンプトエンジニアリング
  • 図解の作成:Cursorを使ったPlantUML/Mermaid生成
  • UIの設計:v0.devを使ったモックアップ作成
    (インプレス NextPublishing は、株式会社インプレスR&Dが開発したデジタルファースト型の出版モデルを承継し、幅広い出版企画を電子書籍+オンデマンドによりスピーディで持続可能な形で実現しています。)

目次

  • 第1章 AIと個人開発をはじめよう
  • 第2章 悩みからユーザーの要求を定義しよう
  • 第3章 要件定義をしてみよう
  • 第4章 AIで要件定義を作ろう
  • 第5章 図解でイメージを膨らまそう
  • 第6章 モックアップを作ろう
  • おわりに
  • AIと開発したプロダクトの紹介