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「Opera GX」がスマートホームデバイスとして接続して相互操作可能に
オープンソースの「Opera GX Smart Home」を提供開始
2025年9月12日 16:12
ノルウェーのOpera Softwareは9月11日(現地時間)、ゲーミングWebブラウザー「Opera GX」をスマートホームデバイスとして接続できるソフト「Opera GX Smart Home」を提供開始した。ブラウザーのカラーに合わせた照明の自動色調調整などが可能。
「Opera GX Smart Home」は、オープンソースで提供されており、Home Assistant/Node-Red/Homebridgeなどのハブに接続できるMQTTプロトコルを使用している。
部屋内のスマートホーム製品と連動して、例えば「Opera GX」のテーマカラーと同期して照明も自動的に色調調整させたり、ブラウザーで映画を再生すると自動的に照明が暗くなる、といった使い方ができる。
また、自室にドアセンサーを設置し、非常ボタン機能を作動させる設定をしておけば、恥ずかしいサイトを閲覧中、家族がノックもせずにドアを開けたときに画面を隠す、といった使い方も可能だ。
すでに家をスマートホーム化している場合、以下の手順で利用できる。
- 「Early ird」プログラム(opera://settings/early_bird)にアクセス
- MQTTのサポートを有効化して、MQTTブローカーのアドレスと詳細を入力
- 『接続済み』の旨が表示されたら、GitHubのopera-smart-homeリポジトリにアクセスしてSmart Home拡張機能を取得する
「Opera GX」は、「Opera」をベースとした世界初のゲーミングブラウザー。ゲーミングPCのようなデザインや、「Razer Chroma」や「Corsair iCUE」といったゲーミングPCのライティングシステムと連携できるなど、ゲーマー好みの機能を多数備える。