Windows 10を“7風”に使うワザ7選
ボリュームコントロールを以前のデザインに戻す
(2016/5/9 00:00)
Windows 7/8.1をWindows 10に無料アップグレードできる期限は日本時間の2016年7月29日までと、残りおよそ3カ月を切ろうとしている。また新しくWindows PCを購入した場合のOSの選択肢も、すでにWindows 10ほぼ一択という状況だ。いまなおWindows 7/8.1で粘っているユーザーも、そろそろ本気で移行を考えるべき時期に来ているのも事実である。
本連載はこうした場合の助けとなる、Windows 10をこれまでのWindows 7となるべく近い感覚で使うのに役立つフリーソフト、および機能別の設定方法を7つ紹介する。
ワザその7:ボリュームコントロールを以前のデザインに戻す
Windows 10では、タスクトレイから呼び出せるボリュームコントロール周りのデザインが見直され、これまで縦方向だったボリューム調整のスライダーが横向きへと変更されている。これを従来の縦向きに戻したければ、Windows 10向けのカスタマイズツール「Winaero Tweaker」を使えばよい。さまざまな項目のカスタマイズに対応する英語のツールだが、[Old Volume Control]画面で[Enable the old volume control]チェックボックスをONにすることにより、ボリューム調整のスライダーを従来の向きおよびデザインに戻すことができる。
このほかボリュームコントロール関連では、アプリごとのミキサー機能を表示してくれる「EarTrumpet」も便利なソフトだ。「音量ミキサー」は、アプリごとの音量を調整できる機能だが、Windows 10では右クリックメニューを経由しなければ表示できないので、従来に比べて呼び出すのに一手間余計にかかってしまう。本ソフトを用いれば「音量ミキサー」が一発で起動できるようになるので、たとえばシステム音はONにしたままWebブラウザーの音量は75%に下げるといった具合に、アプリごとの音量の調節が容易になる。
- Windows 10向けのオプションを追加したカスタマイズツール「Winaero Tweaker」v0.3
- http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20150803_714731.html
- Windows 10へアプリごとに音量を変更できるミキサー機能を追加「EarTrumpet」
- http://www.forest.impress.co.jp/docs/review/20150807_715643.html
●Windows 10を“7風”に使うワザ7選
【1】スタートメニューをWindows 7風デザインに
【2】“Microsoftアカウントなし”で使ってみる
【3】タスクバーの「Cortana」などを非表示に
【4】IEを使い続ける
【5】スタートメニュー・スタートアップにアプリを登録
【6】「Windows10 フォントが汚いので一発変更!」を使う
【7】ボリュームコントロールを以前のデザインに戻す