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Word/PowerPoint/Outlookでハンズフリー入力をサポート ~「Office 365」の5月更新

インクエディターが強化され、自然なペン操作で選択・削除・分割・結合・改行が可能

「Office 365」5月更新の新機能

 米Microsoftは23日(現地時間)、「Office 365」の月次チャンネルをアップデートし、Windowsデスクトップ向け「Microsoft Office」バージョン 1804(ビルド 9330.2078)をリリースした。本ビルドでは「Word」「PowerPoint」「Outlook」でハンズフリー入力をサポート。音声入力(ディクテーション)でドキュメント、プレゼンテーション、メールを作成できるようになった。

 そのほかにも、「Word」のインクエディターが強化。ペンで単語を丸く囲んで選択、取り消し線を引いて削除、縦線を入れて単語の分割といったジェスチャーを利用して、自然にドキュメントを編集できる。

 一方、「Outlook」では3つのタイムゾーン表示がサポートされた。タイムゾーンの異なるユーザー間でのスケジュール調整が容易になる。また、カレンダーの共有が簡単になり、PCの「Outlook」で共有したカレンダーをモバイルの「Outlook Mobile」からも利用できるようになった。

 さらに、「Access」では新しいグラフが追加。グラフを11種類から選んでフォームやレポートに追加して、データをわかりやすく可視化できる。