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Microsoft、新しい「Office」アプリを発表 ～プレビュー版「Windows 10」でテスト
将来的には既存の「My Office」アプリと置き換え
2018年12月20日 10:00
米Microsoftは12月19日（現地時間）、新しい「Office」アプリを発表した。“Windows Insider Program”の“Fast”リングに同日付けでリリースされた「Windows 10 Insider Preview」Build 18305（19H1）で試すことができる。
今回発表された「Office」アプリは、これまで提供されていた「My Office」アプリを置き換える、新しいランチャーアプリだ。“Office 365”サブスクリプションを購入しているユーザーのほかにも、「Office 2019」や「Office 2016」のユーザー、無償の“Office Online”のユーザーが利用できる。当面の間“Windows Insider Program”でテストされるが、いずれはすべてのWindows 10ユーザーに無償で提供される予定。
アプリのデザインは“Office.com”との共通化が図られており、ワンクリックで「Microsoft Office」アプリを選んだり、ローカルやクラウドのドキュメントへアクセスできる。最近利用したドキュメント、ピン留めした（固定）ドキュメント、共有ドキュメントをタブで切り替え可能だ。現行版（v1021.18.1812.0）では確認できなかったものの、将来的には検索機能も提供されるようだ。
また、組織のアカウントで利用する場合は、ブランディングを適用したり、シングルサインオンで他のビジネスアプリと統合するなど、使い勝手をカスタマイズすることもできる。