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“(╯°□°)╯(┻┻”も簡単に入力 ~「Windows 10 19H1」の絵文字パネルは日本の“Kaomoji”をサポート

記号を探すのも簡単に

「Windows 10 Insider Preview」Build 18305の絵文字パネルは、絵文字・顔文字・記号の3セクションを切り替えできる

 米Microsoftは12月19日(現地時間)、「Windows 10 Insider Preview」Build 18305(19H1)を“Windows Insider Program”の“Fast”リングに参加するユーザーに対して公開した。本ビルドでは、[Windows]+[.]キーで呼び出せる絵文字パネルで“顔文字(Japanese style emoticon )”がサポートされた。「Windows 10 19H1」ならば、ちゃぶ台返しの顔文字“(╯°□°)╯(┻┻”も簡単に入力できる。

 これまでも「Microsoft IME」による変換で顔文字を入力することはできたので、今回の絵文字パネルのアップデートは、どちらかというと“顔文字を使いたい非日本語ユーザー”向けの改善といえる。しかし、たくさんの顔文字が“感情”でカテゴリー分けされ、パネル下部でタブ切り替えながら目的のものを探せるのは便利。よく使う顔文字を履歴からすばやく入力できるのも有用で、「Microsoft IME」よりもこちらの入力方法を好むユーザーも少なくなさそうだ。

たくさんの顔文字が“感情”でカテゴリー分けされた絵文字パネル

 また、「Windows 10 19H1」の絵文字パネルでは“記号(Symbol)”の入力も可能。こちらのセクションも句読点や括弧、通貨記号、ラテン語、幾何学、数学など用途別に整理されており、読み方のわからない記号にも簡単にアクセスできる。

 そのほかにも、絵文字セクションではキーワードによる検索がサポートされるとのこと。編集部では確認できなかったが、絵文字パネルの表示に続いてタイピングすると絵文字が絞り込まれる仕組みのようだ。この機能は今のところ絵文字セクションでしかサポートされないが、他のセクションでも利用できるようになることを期待したい。