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公開終了のiOSカメラアプリ「Microsoft Pix」がv2.0となって復活 ~シャッター音を切るオプションも健在

モバイルスキャナーとしても利用可能。AI搭載の賢いカメラ

「Microsoft Pix」v2.0

 米Microsoftは12月8日、「Microsoft Pix カメラ」v2.0を公開した。「Microsoft Pix カメラ」は、同社がiOS向けに無償提供しているAI搭載のカメラアプリ。惜しまれつつも今年3月をもっていったん公開終了となっていたが、メジャーバージョンアップの上、復活を果たした。

 「Microsoft Pix」は、AIでカメラの設定をシーンに合わせて自動で調整してくれるカメラアプリ。シャッターを切る直前と直後をバースト撮影し、ベストショットを選び出して瞬時に補正してくれるため、ユーザーがあれこれ考えなくていいのが魅力だ。紙の資料やホワイトボード、名刺を撮影して自動補正するモードを備えているので、モバイルスキャナーアプリとしても役立つ。

 メジャーバージョンアップとなるv2.0では、最新デバイスでの問題を修正。システム要件が「iOS 13」以降へと引き上げられたが、今後もストアで提供できるようになった。

 また、ユーザーインターフェイスも刷新。従来機能の一部は省かれたようだが、その分シンプルになった。露出の制御やフォーカスポイントの固定、縦横比の調整、水準器、グリッドの表示といったプロ向けの高度な設定は、撮影前にカメラを下へスワイプするとアクセス可能。撮影後はフィルターをかけたり、トリミングなどの編集処理が行える。ユーザーに人気のシャッター音を切るオプションも健在だ。

プロ向けの高度な設定は、撮影前にカメラを下へスワイプするとアクセス可能。撮影後はフィルターをかけたり、トリミングなどの編集処理が行える
ユーザーに人気のシャッター音を切るオプションも健在

ソフトウェア情報

「Microsoft Pix カメラ」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
iOS 13.0以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0(20/12/08)