Windows 10/11の2024年10月プレビューパッチが公開 ～「バージョン 24H2」のみ後日提供

2024年10月非セキュリティプレビュー更新プログラムがリリース

　米Microsoftは10月22日（現地時間）、Windows 10/11の2024年10月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。「Windows 11 バージョン 24H2」のみ、後日リリースされるとのこと。

• Windows 11 バージョン 24H2：（後日リリース）
• Windows 11 バージョン 23H2：KB5044380
• Windows 11 バージョン 22H2：KB5044380
• Windows 10 バージョン 22H2：KB5045594

　「Windows 11 バージョン 22H2/23H2」における主な変更は、以下の通り。

• オンスクリーンキーボード用の新しいゲームパッドキーボードレイアウト。Xboxコントローラーで画面上を移動しながらテキストを入力できる
• 特定アプリからの通知を無効化する提案を停止できるように
• ［スタート］画面の［すべてのアプリ］は［すべて］に改称
• ［Copilot］キーのカスタマイズ機能
• デバイスがモダンスタンバイのときにバッテリーを過剰に消費することがある問題に対処

不要と思われる通知を無効にする提案

［スタート］画面の［すべてのアプリ］は［すべて］に

［Copilot］キーのカスタマイズ機能

　なお、今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム（パッチチューズデー）に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。