Windows 10/11の2025年2月プレビューパッチ「KB5052094」「KB5052077」が公開

Windows 10/11の2025年2月非セキュリティプレビュー更新プログラムがリリース

　米Microsoftは2月25日（現地時間）、Windows 10/11の2025年2月非セキュリティプレビュー更新プログラムをリリースした。現在、以下の更新プログラムが「Windows Update」経由で利用可能。「Windows 11 バージョン 24H2」のみ、後日提供される。

• Windows 11 バージョン 24H2：（後日提供）
• Windows 11 バージョン 23H2：KB5052094
• Windows 11 バージョン 22H2：KB5052094
• Windows 10 バージョン 22H2：KB5052077

　「Windows 11 バージョン 23H2/22H2」アップデートにおけるハイライトは、以下の通り。

• タスクバーのジャンプリストに［共有］コマンド。タスクバーのアプリボタンを右クリックして、履歴コンテンツを直接、他のアプリと共有できる
  
  

  ジャンプリストに［共有］コマンド
• 日替わり壁紙機能「Windows スポットライト」のアイコンとポップアップが新しく
  
  

  「Windows スポットライト」のアイコンとポップアップが新しく
• ロック画面の写真で［いいね！］アイコンをクリックすると、その写真についての詳細を簡単に知ることができる
• 「エクスプローラー」のアドレスバーに表示される「バックアップの開始」リマインダーをスヌーズまたはオフにできるように

　「Windows 10 バージョン 22H2」では、中国語IMEに関連したアクセシビリティ機能「ナレーター」の改善が実施されている。

　なお、今回リリースされたのは、米国時間来月第2火曜日に予定されている月例の更新プログラム（パッチチューズデー）に先駆けテストされるプレビューパッチ。セキュリティ関連の修正は含まれておらず、 適用は必須ではない 。あくまでも新機能をいち早く試してみたいパワーユーザーや、組織で大量のデバイスを管理しており、自社環境への影響を事前にテストしたいIT管理者向けだ。一般のユーザーは来月のパッチチューズデーを待っても問題はないだろう。