NEWS(10/06/16 15:28)

Windows 7搭載ノートPCをホットスポット化する「Connectify」v2.0、“DSi”に対応

“インターネット接続共有(ICS)”機能の利用をやめ、独自にNAT環境を構築可能に

「Connectify」v2.0 - 2.0.0.15387「Connectify」v2.0 - 2.0.0.15387

 米Connectifyは14日(現地時間)、ノートPCなど無線LAN機能を搭載するPCを、無線LANアクセスポイント兼ルーター化できるソフト「Connectify」の最新版v2.0を公開した。

 本バージョンでは、従来利用されていたWindowsの“インターネット接続共有(ICS)”機能ではなく、内蔵のDHCP/DNSサーバーを利用するようにプログラムが大幅に書き換えられた。これによりICS機能が有効でなくても、NAT環境を独自に構築できるようになった。

 また、クライアント機器のサポートも拡大している。なかでも、これまで接続できなかった“ニンテンドーDSi”が公式にサポートされたのは朗報だ。

 そのほかにも、若干の機能追加が行われた。たとえば、ルーター機能をセットアップする際に、インターネットに接続中のアダプターを自動的に検出できるようになり、セットアップ時の手間が軽減している。また、本ソフトが構築したネットワークへの接続を、クライアント単位で禁止できるようになった。

 本ソフトは、Windows Server 2008 R2/7および同64bit版に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

【著作権者】
Connectify
【対応OS】
Windows Server 2008/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.0 - 2.0.0.15387(10/06/14)

(柳 英俊)