NEWS(10/09/29 15:18)

ActionScript向けの開発環境「FlashDevelop」v3.3.0が公開、「Flex SDK」を統合

バージョンアップの際はクリーンインストールが推奨される

「FlashDevelop」v3.3.0「FlashDevelop」v3.3.0

 Adobeの“Flash”“Adobe AIR”などで利用されているスクリプト言語“ActionScript”に対応した開発環境「FlashDevelop」の最新版v3.3.0が公開された。本バージョンの主な変更点は、Adobe製の開発フレームワーク「Flex SDK」が統合されたこと。

 「FlashDevelop」v3.3.0では、インストールの際に自動で「Flex SDK」をダウンロード・セットアップするオプションが追加された。これにより、わざわざユーザー側であらかじめ「Flex SDK」をインストールしたり、「FlashDevelop」で利用するための各種設定を行う必要がなくなった。

 なおこれに伴い、v3.3.0へ更新する際は「Flex SDK」の導入と自動設定を行うオプションを利用してクリーンインストールすることが推奨されている。設定やデータをバックアップした上で一度古いバージョンをアンインストールしてから、v3.3.0をインストールしよう。

 そのほか本バージョンでは、各種ジェネレーターやテンプレートの強化、ユーザーインターフェイスの多言語化の改善、自動補完機能やリファクタリング機能の強化などが施されている。

 本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、本ソフトの公式Webサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0、Javaランタイム(JRE) 6.0および「Flash Player」が必要。

【著作権者】
Mika Palmu 氏
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
3.3.0 RTM(10/09/27)

(柳 英俊)