NEWS(10/10/13 18:11)

「ウイルスバスター2010」に脆弱性、修正プログラムが公開

シリーズ最新版となる「ウイルスバスター2011 クラウド」へは無償で移行可能

 トレンドマイクロ(株)は13日、同社製統合セキュリティソフト“ウイルスバスター”シリーズの旧バージョン「ウイルスバスター2010」に脆弱性が存在することを公表した。

 本脆弱性は、ネットワーク経由で特定の命令を実行される恐れがあるというもので、すでに修正プログラムが、本ソフトの自動アップデート機能を通じて提供されている。同社によると、本脆弱性を悪用するマルウェアは発見されていないとのこと。

 なお、本ソフトのユーザーは、“ウイルスバスター”シリーズの最新版「ウイルスバスター2011 クラウド」へ無償でアップデートすることも可能。これを機に最新版へ移行してもよいだろう。

(柳 英俊)