NEWS(11/09/09 16:43)

脆弱性の存在したライブラリを更新したメールソフト「Sylpheed」v3.1.2

“GTK+”ライブラリに存在したDLLファイルの読み込みに関する脆弱性などを修正

 受信したメールを1通ごとに1つのファイルとして保存するフリーのメールソフト「Sylpheed」の最新版v3.1.2が、8日に公開された。最新版の主な変更点は、脆弱性の存在した“GTK+”“libpng”ライブラリを、修正済みのバージョンへ更新したこと。

 前バージョンまで使用していた“GTK+”ライブラリの旧バージョンには、DLLファイルの読み込みに関する脆弱性が存在したという。また、“libpng”ライブラリの旧バージョンには、バッファオーバフローの脆弱性が存在した。

 そのほか、メモリリークなどの不具合も修正されている。

 本ソフトは、Windows 2000/XP/Vista/7などに対応するフリーソフトで、現在作者のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。

【著作権者】
Hiroyuki Yamamoto 氏
【対応OS】
Windows 2000/XP/Vista/7など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
3.1.2(11/09/08)

(長谷川 正太郎)