NEWS(12/06/22 16:00)

プロトコル解析ソフト「Wireshark」v1.8.0が公開、v1.6系に代わる新しい安定版

複数インターフェイスからの同時キャプチャーやパケットへのアノテーションに対応

「Wireshark」v1.8.0「Wireshark」v1.8.0

 Wireshark Foundationは21日(グリニッジ標準時)、ネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」の最新安定版v1.8.0を公開した。現在、本ソフトの公式サイトからダウンロードできる。

 「Wireshark」は、WindowsおよびUnix系OSで利用可能なオープンソースのネットワークプロトコルアナライザー。パケットをキャプチャーするためのライブラリ「WinPcap」(Unix系OSの場合は「libpcap」)で取得したパケットを解析し、そのプロトコル・送信先・通信データの解析を行う。なお、「WinPcap」は本ソフトのインストール時にセットアップできるので、別途ダウンロードする必要はない。

 今回公開されたv1.8.0は、v1.6系に代わる新しい安定版で、複数のネットワークインターフェイスからの同時キャプチャーや、パケットおよびキャプチャーファイルへのコメントの追加・編集、64bit版WindowsにおけるOID解決といった新しい機能が追加されている。また、新しいプロトコルへの対応や、不具合の修正なども施されている。

複数のネットワークインターフェイスからの同時キャプチャー複数のネットワークインターフェイスからの同時キャプチャー

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【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/XP x64/Server 2003 x64/Vista x64/Server 2008 x64/7 x64など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.8.0(12/06/21)

(柳 英俊)