NEWS(12/08/17 15:01)

「Adobe Flash Player」の最新版v11.3.300.271が公開、ゼロデイ脆弱性を修正

Windows版の適用優先度は“1”、すでに攻撃事例の報告があり早急な更新が必要

「Adobe Flash Player」v11.3.300.271「Adobe Flash Player」v11.3.300.271

 米Adobe Systems Incorporatedは14日(現地時間)、デスクトップ向け「Adobe Flash Player」の最新版v11.3.300.271を公開した。Mac OS X版(v11.3.300.271)およびLinux版(v11.2.202.238)も同日公開されている。

 本バージョンでは、アプリケーションの不正終了と任意コードの実行を許す恐れのある脆弱性が1件修正された。すでにIE向けの「Adobe Flash Player」プラグインを標的とした攻撃事例が報告されており、脆弱性の深刻度は同社基準で4段階中最高の“Critical”、更新プログラムの適用優先度は可能な限り迅速なアップデート(72時間程度以内)が必要な“1”と判定されている。

 なお、Mac OS X版およびLinux版の更新プログラムの適用優先度は“2”とされている。

「Adobe Flash Player」Windows版

【著作権者】
Adobe Systems Incorporated
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/7 x64など
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
11.3.300.271(12/08/14)

(柳 英俊)