Opera、ブックマーク機能を復活させた「Opera Next 19」を公開

「Opera Next」v19.0.1326.9

　ノルウェーのOpera Software ASAは4日（現地時間）、Webブラザー「Opera」の最新ベータ版にあたる「Opera Next」v19.0.1326.9を公開した。最新版の主な変更点は、「Opera 15」でなくなってしまったブックマーク機能をブックマークバーとして復活させたこと。

　ブックマークバーは、設定画面の“ブラウザ”ページにある“Show the bookmarks bar”チェックボックスをONにすることで表示可能。ブックマークバーにWebページを追加するにはバー左端の［＋］ボタンをクリックしたり、［Ctrl］＋［D］キーを押すほか、リンクをブックマークバーへドラッグ＆ドロップしても追加可能。また、右クリックメニューからフォルダを作成して、ブックマークをフォルダ管理することもできる。

設定画面の“ブラウザ”ページにある“Show the bookmarks bar”チェックボックス

右クリックメニューからフォルダを作成

　さらに、v18で追加されたテーマ機能が強化され、好きな画像を使ってオリジナルのテーマを作成できるようになった。テーマの作成は、“テーマ”画面の“Create your Theme”ページから利用でき、任意の画像を指定するほか画像の位置や文字の色を選択することが可能。

　加えて、設定画面に“Show advanced settings”チェックボックスが追加された。“Show advanced settings”チェックボックスをONにすると、デフォルトでは非表示になっているいくつかの高度な設定を表示可能。高度な設定には、スタートページに表示するサムネイルの列数の上限を指定するオプションなどが含まれる。同社によると高度な設定は今後も増やしていく予定とのこと。

“テーマ”画面の“Create your Theme”ページ

“Show advanced settings”チェックボックス

　本ソフトはWindowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にて64bit版のWindows 7でで動作を確認した。現在、同社のWebサイトからダウンロードできる。