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ネットワークプロトコルアナライザー「Wireshark」に脆弱性、修正版のv1.12.1が公開

旧安定版のv1.10系統にも影響

「Wireshark」v1.12.1

 Wireshark Foundationは16日、オープンソースで開発されているクロスプラットフォーム対応のパケット取得・プロトコル解析ソフト「Wireshark」の最新版v1.12.1を公開した。現在、Windows/Mac OS X向けのインストーラーとソースコードが本ソフトの公式サイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロード可能。

 v1.12系統初のアップデートとなる本バージョンでは、これまでに発見された不具合の修正やプロトコルサポートのアップデートに加え、7件の脆弱性(CVE番号ベースで10件)が修正された。

 また、旧安定版の1.10系統にも6件の脆弱性(CVE番号ベースで10件)の脆弱性が発見されており、修正が施された最新版v1.10.10が提供されている。

ソフトウェア情報

「Wireshark」Windows向け安定版
【著作権者】
Gerald Combs and contributors
【対応OS】
64bit版を含むWindows Server 2003/Vista/Server 2008/Server 2008 R2/7/Server 2012/8(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.12.1(14/09/16)

(樽井 秀人)