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Apple、脆弱性を9件修正した「QuickTime」v7.7.9を公開

細工が施されたメディアファイルを開くとアプリの不正終了や任意コードを実行招く恐れ

「QuickTime」v7.7.9

 米Apple Inc.は7日(現地時間)、メディアプレイヤー「QuickTime」の最新版v7.7.9を公開した。本バージョンはセキュリティアップデートとなっており、CVE番号ベースで9件の脆弱性が修正されている。

 同社のセキュリティ情報によると、「QuickTime」にはメモリ破損の脆弱性が複数存在し、悪意ある細工が施されたメディアファイルを開くと、アプリケーションが予期せず終了したり、任意のコードが実行されてしまう恐れがあるという。

 「QuickTime」はWindows Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。ファイルの保存や編集といった機能を利用するためには、アクティベーションキーを購入して「QuickTime 7 Pro」へアップグレードする必要がある。アクティベーションキーの価格は3,333円(税抜き)。

ソフトウェア情報

「QuickTime」
【著作権者】
Apple Inc.
【対応OS】
Windows Vista/7(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
7.7.9(16/01/07)

(樽井 秀人)