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Mozilla、「Firefox 141.0.2」をリリース、アプリのクラッシュなどに対処

v141.0.1はスキップ

「Firefox」v141.0.2

 Mozillaは8月5日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v141.0.2をリリースチャネルで公開した。v141.0.1はAndroid版のみのリリースで、デスクトップ版はスキップされたようだ。

 本バージョンは、以下の問題に対処したメンテナンスリリース。セキュリティ関連の修正は、今のところアナウンスされていない。

  • 古いNVIDIAドライバーを利用している一部のLinux環境で、起動時にクラッシュする
  • キャンバスのリグレッション。キャンバスオブジェクトがドラッグできてしまい、Webページの互換性の問題を引き起こしていた
  • <iframe>要素を持つページを検査するときに「Web Developer Tools」パネルでクラッシュが発生することがある
  • ユーザーインターフェイス全体で見られる小さな視覚的な問題
  • 「Wayland」をサポートせずに「GTK+」がビルドされたいくつかのシステムで「Firefox」が起動しない
  • ピン留めされたタブをクリックするとコンテンツエリアからフォーカスが奪われ、キーボードナビゲーションが中断されてしまう

 デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。