ニュース
Mozilla、「Firefox 141.0.2」をリリース、アプリのクラッシュなどに対処
v141.0.1はスキップ
2025年8月6日 15:24
Mozillaは8月5日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v141.0.2をリリースチャネルで公開した。v141.0.1はAndroid版のみのリリースで、デスクトップ版はスキップされたようだ。
本バージョンは、以下の問題に対処したメンテナンスリリース。セキュリティ関連の修正は、今のところアナウンスされていない。
- 古いNVIDIAドライバーを利用している一部のLinux環境で、起動時にクラッシュする
- キャンバスのリグレッション。キャンバスオブジェクトがドラッグできてしまい、Webページの互換性の問題を引き起こしていた
- <iframe>要素を持つページを検査するときに「Web Developer Tools」パネルでクラッシュが発生することがある
- ユーザーインターフェイス全体で見られる小さな視覚的な問題
- 「Wayland」をサポートせずに「GTK+」がビルドされたいくつかのシステムで「Firefox」が起動しない
- ピン留めされたタブをクリックするとコンテンツエリアからフォーカスが奪われ、キーボードナビゲーションが中断されてしまう
デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。