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「Excel」の2026年9月更新、“1セルに複数データ”以外にもちょっとした新機能2種
無駄なセル結合なしに指定範囲での中央揃えを実現する[選択範囲内で中央揃え]など
2026年10月2日 06:45
米Microsoftは9月29日(現地時間)、「Microsoft Excel」の2026年9月アップデートを発表した。「Excel」が41周年を迎えた今月は、デスクトップ版(Windows/Mac)で新機能が3つ提供される。いずれもまずは「Microsoft 365 Insider」に参加するテスターに提供される。
リスト、セル内配列、入れ子配列
1つ目は、1つのセルの中に複数の値を持たせられる機能だ。「Excel」の“1セル=1つの値”という前提を覆す機能で、今月から「Insider」で利用できるようになる。
- リスト:1つのセルに複数の値を格納しつつ、フィルターや計算のために個別にも扱える
- セル内配列:値や数式の結果として、配列をそのままセルに持たせられる。大きさや形は自由
- 入れ子配列:配列の中に、さらに別の配列を含められる
これらの新しいデータ構造を活用するため、「FLATTEN」「HAS」「HASANY」「HASALL」の4関数も導入される。
テーブル作成時に名前を付ける
2つ目は、テーブル作成時に名前を付ける機能だ。[Ctrl]+[T]キーまたは[挿入]-[テーブル]メニューで[テーブルの作成]ダイアログを呼び出したときに、テーブルへわかりやすい名前をつけることができる。
これまでもテーブルを作成した後に再度テーブルを選び、[テーブル デザイン]リボンにアクセスすればテーブルの名前を確認・変更することはできたが、テーブルを作成するついでに名前を付けられる方がシームレスで、手間がかからない。
[セルを結合して中央揃え]メニューに[選択範囲内で中央揃え]
最後に、[セルを結合して中央揃え]ボタンのメニューに[選択範囲内で中央揃え]コマンドが追加された。
このコマンドを利用すれば、セルを結合せずに複数のセルにまたがって文字を表示することが可能。無駄なセル結合をしなくても、テキストを目的の体裁にすることができるわけだ。
そのほかの機能
そのほかにも、iPad版「Excel」で「Edit with Copilot」が利用できるようになった。デスクトップ版と同様、データの変換、グラフの作成、スプレッドシートの調整、インサイトの生成といった作業を「Copilot」に任せることができる。
また、「Copilot」で利用できるモデルの選択肢も広がった。「Frontier」プログラムを通じて、SpaceXAIの「Grok」モデルが利用可能になるほか、Anthropicの「Claude Fable 5.1」とOpenAIの「GPT-6 Astra」が「Copilot Cowork」と「Copilot Studio」で使えるようになる。



















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