ニュース
「LibreOffice 26.8.1」が公開 ~トラブルで発表から1週間遅れで提供開始
「MS Office」互換性とインポート処理の文字コード対応を強化
2026年10月9日 16:26
The Document Foundationは10月2日(中央ヨーロッパ夏時間)、「LibreOffice 26.8.1」を発表した。Windows版のパッケージングやダウンロードを管理するサーバーのトラブルで1週間ほど公開が遅れていたが、現在は正常にダウンロードが可能。
「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。オープンなドキュメント仕様「OpenDocument Format」(ODF)をサポートするほか、「Microsoft Office」とも高い互換性をもつ。Windows/macOS/Linuxに対応しており、Windows版は窓の杜ライブラリからも入手可能。最新の「LibreOffice 26.8」シリーズは組版の品質、世界の文字体系への対応、他のオフィススイートとの相互運用性の3点にフォーカスしたリリースになっている。
「LibreOffice 26.8.1」は「LibreOffice 26.8」シリーズ初のマイナーアップデートだが、新機能の追加はなく、約40件の不具合修正が中心となっている。とくに「Microsoft Office」の標準ファイル形式であるOOXML形式(DOCX/XLSX/PPTX)の互換性改善とテキスト・CSVインポートの強化が図られているとのこと。
- 「Word」(DOCX形式):目次のハイパーリンク処理を改善。テキスト配置や行間を「Word」により近づけた
- 「Excel」(XLSX形式):描画オブジェクトやデータベース範囲の処理を改善
- 「PowerPoint」(PPTX形式):「LibreOffice」のプレゼンアプリ「Impress」で開くとアプリが終了する問題を修正
- テキスト・CSVインポート:UTF-16、ISO Latin 1、日本語エンコーディング、中国語エンコーディングなど、さまざまな文字コードの読み込み信頼性が向上
なお、「LibreOffice 26.8」シリーズは現在のところ、“高度な機能を必要とする経験豊富なユーザー”向けとなっている。本番環境で安定して運用したい場合は、引き続き「LibreOffice 26.2」シリーズの利用が推奨される。
もっとも、「26.2」シリーズのサポートは11月30日までだ。サポート終了後は、バグ修正やセキュリティ更新が提供されなくなるため、サポート終了までに「26.8」シリーズへ移行できるよう、今から計画しておきたい。
















![1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版] 製品画像:4位](https://m.media-amazon.com/images/I/51skMJ-OVcL._SL160_.jpg)





