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「LibreOffice 26.8.2」が公開 ~約35件の不具合修正で安定性、MS Office互換性を向上

「macOS 27 Golden Gate」で起動時にクラッシュする問題も修正

「LibreOffice 26.8.2」がリリース

 The Document Foundationは10月29日(中央ヨーロッパ時間)、「LibreOffice 26.8.2」を発表した。「LibreOffice 26.8」シリーズ2回目のマイナーアップデートで、約35件の不具合が修正されている。

 「LibreOffice」は、クロスプラットフォームで動作するオープンソースのオフィス統合環境。オープンなドキュメント仕様「OpenDocument Format」(ODF)をサポートするほか、「Microsoft Office」とも高い互換性をもつ。Windows/macOS/Linuxに対応しており、Windows版は窓の杜ライブラリからも入手可能。

 最新の「LibreOffice 26.8」シリーズは組版の品質、世界の文字体系への対応、他のオフィススイートとの相互運用性の3点にフォーカスしたリリースになっている。

 「LibreOffice 26.8.2」では、安定性、マルチメディア再生、古いファイル形式との互換性が改善された。主な修正は以下のとおり。

  • クラッシュ・フリーズの修正:「macOS 27 Golden Gate」で起動時にクラッシュする問題、「Writer」のテキストフォームフィールドでオートコレクトを使うとクラッシュする問題、メディア再生中に「Impress」でスライドをスクロールするとクラッシュする問題などを修正
  • 「Impress」の音声再生:Windows環境や、挿入したMP3ファイルで音声が再生されなくなることがあった問題を修正
  • 古い「Microsoft Office」ファイルの互換性:Compound File Binary形式のバージョン4で保存されたDOC/PPT/XLS文書が、読み込めなかったり判読できないテキストとして開かれたりする問題を修正
  • 「Calc」:Webクエリ(.iqy)ファイルに対応
  • 「Calc」:「LibreOffice 26.8.0」で発生した、シートをコピーすると、シートへの相対参照が絶対参照として扱われる機能後退(リグレッション)を修正
  • ハイフネーション:複合語の構成要素の境界付近でのハイフネーションを制限するオプションを追加

 なお、「LibreOffice 26.8」シリーズは現在のところ、“もっとも高度な機能を必要とするユーザー”向けとなっている。本番環境では引き続き「LibreOffice 26.2」シリーズを利用できるが、そのサポートは11月30日までだ。サポート終了後は、バグ修正やセキュリティ更新が提供されなくなるため、数週間のうちに「26.8」シリーズへの移行を済ませておきたい。