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「Firefox 158」が正式公開 ~「JPEG XL」画像形式への対応が実験段階を卒業
77件の脆弱性に対処。スクロールもより滑らかに
2026年10月14日 06:45
Mozillaは10月13日(米国時間)、デスクトップ向け「Firefox」の最新版v158.0をリリースチャネルで公開した。「Firefox 157」に続くメジャーバージョンアップとなる。
本バージョンでは、画像形式「JPEG XL」がサポートされた。「Firefox 152」から「Firefox Labs」でテストされていたが、本バージョンより正式対応となる。
「JPEG XL」は非可逆圧縮と可逆圧縮の両方をサポートするロイヤリティフリーの画像形式。従来のJPEG形式の弱点(色の表現幅が狭い、アニメーションなし、圧縮前の画像に戻せない非可逆圧縮のみのサポート)を克服しつつ、大幅なファイルサイズの削減を実現しており、JPEGの後継として期待を集めている。拡張子はJXL。
WebP、JPEG、PNG、GIFなどと比べても一般的に圧縮率に優れているとされており、最近になって「Microsoft Edge」や「Google Chrome」にも「Rust」言語で実装されたデコーダーが搭載された。
また、スクロール位置が画面のピクセル単位に丸められなくなった。とくに高解像度のディスプレイや、ページを拡大表示しているときに、スクロールがより滑らかで正確になるという。
そのほかの新機能・変更点は以下の通り。不具合の修正も行われている。
- ベータ版としてテスト中のAI機能「Smart Window」(日本未提供)でフォームの入力をすばやく行えるように。フォームの入力欄をクリックするか[Fill from sources]を選ぶと、関連する開いているタブや保存済みの自動入力データをもとに、入力するデータを提案してくれる(段階的に展開)
- ページをPDFとして保存する際やLinux/macOSで印刷するときに、よりアクセシブルなPDFを作成するように。数学記号が欠けるといったPDFの描画の問題も修正
- 新しいタブページで、カスタム壁紙を最新の1枚だけでなく[Your images]にライブラリとして保持するように
- 翻訳機能が、アルバニア語、ベラルーシ語、フィリピン語に対応
- Windowsのハイコントラストテーマで、[すべてのタブを一覧表示]や設定などのメニューが読みにくかった問題を修正
開発者向けには、CSSの「calc()」で単位の乗算・除算が可能になったほか、「Notification」コンストラクターと「ServiceWorkerRegistration.showNotification()」で、通知をクリックしたときに移動するURLを指定する「navigate」オプションがサポートされた。
セキュリティ関連の修正は、CVE番号ベースで77件。深刻度の内訳はMozillaの基準で、4段階中2番目の「High」が30件、3番目の「Moderate」が33件、最低の「Low」が14件となっている。深刻度「Critical」の脆弱性修正は含まれていないが、できるだけ早いアップデートが望ましい。
なお、同日付けで企業向けの延長サポート版「Firefox ESR」(153.5/115.43)でもセキュリティ修正が行われている。利用中の場合は更新を怠らないようにしたい。
デスクトップ版「Firefox」はWindows/Mac/Linuxなどに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、現在MozillaのWebサイトからダウンロード可能。Windows版はWindows 10/11に対応しており、窓の杜ライブラリからもダウンロードできる。


















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