NEWS(10/10/20 15:03)
「Google Chrome 7」の安定版が公開、HTML5の解析アルゴリズムを改善
10件の脆弱性も修正、Windows版に関わるものは“Critical”1件を含む8件
米Google Inc.は19日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv7.0.517.41を公開した。メジャーバージョンアップとなる本バージョンの主な変更点は、HTML5の解析アルゴリズムを改善したこと。“File API”に対応したほか、フォルダ単位でのアップロードも可能になっている。
また、多くの不具合が修正されており、セキュリティ面でも全10件の脆弱性が修正されている。そのうち、Windows環境で影響のあるものは8件で、内訳は、同社の基準において4段階中最高の“Critical”と評価された深刻なものが1件、4段階中上から2番目の“High”と判定されたものが4件などとなっている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から[今すぐアップデート]ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 7.0.517.41(10/10/19)