NEWS(11/01/13 14:13)
全16件の脆弱性を修正した「Google Chrome」8.0.552.237が公開
最高難易度の不具合の発見者に賞金3,133.7米ドルが初めて贈呈
米Google Inc.は12日(現地時間)、同社製Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるv8.0.552.237を公開した。
本バージョンでは、全16件の脆弱性が修正された。脆弱性の内訳は、同社基準で4段階中最高の“Critical”が1件、2番目の“High”が13件、3番目の“Medium”が1件となっている。
なお、今回“Critical”と判定された脆弱性を発見したSergey Glazunov氏には、賞金3,133.7米ドルが贈られた。これは「Google Chrome」のサンドボックス化により不具合の発見が困難となり、昨年7月に賞金額が最高3,133.7米ドルへ引き上げられて以来初めて。また同氏は今回、ほかにも脆弱性を4件報告しており、1,337米ドルの賞金を1件と1,000米ドルの賞金を3件を、同時に獲得している。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。なお、すでに本ソフトをインストールしている場合は、数日のうちに自動でアップデートされる仕組み。また、バージョン情報画面から[今すぐアップデート]ボタンを押すことで手動アップデートすることも可能。
- 【著作権者】
- Google Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 8.0.552.237(11/01/12)