レビュー
銀行やクレカ、電子マネーの明細を自動取得・一元管理できるフリーソフト「MoneyLink」
「会計王18」「みんなの青色申告18」などの会計ツールとの連携も可能
2017年2月17日 06:00
「MoneyLink(マネーリンク)」は、さまざまな金融機関の利用明細を取り込んで一元管理できるソフト。編集部にてWindows 10で動作を確認した。開発元のWebサイトから無償でダウンロードできる。なお、利用の際はIDとパスワードの登録が必要。
本ソフトを利用すると、あらかじめ登録した金融機関から定期的に最新の利用明細を取り込むことが可能。「会計王18」「みんなの青色申告18」などのソリマチ製会計ツールと連携可能で、取得した利用明細をこれらの会計ツールの仕訳けデータとして取り込めるのがうれしいポイントだ。4月以降には利用明細を「販売王18」の入金伝票としてインポートできるようにする機能も追加されるという。
利用するには、まず金融機関の登録を行おう。金融機関を登録するには、あらかじめ当該機関のオンラインバンク機能を利用できるように手続きしておく必要があるので注意したい。
「MoneyLink」は全国約99%の金融機関に対応に対応しており、その多くでは法人口座もサポートされている。また、“VISA”や“JCB”などのクレジットカード、“SUICA”“楽天 Edy”“nanaco”“WAON”といった電子マネーを登録することも可能だ。登録する際に明細の自動取り込みを有効化しておくと、定期的に利用明細をダウンロードしてくれるようになる。
取得した利用明細は、メイン画面のリストビューでチェックすることが可能。明細にはそれぞれ“メモ”が追加できるので、資金の用途や注意事項を書き込んでおけば、あとで帳簿を見直す時に役立つだろう。
ソフトウェア情報
- 「MoneyLink」
- 【著作権者】
- ソリマチ(株)
- 【対応OS】
- Windows(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.00.00