REVIEW(12/04/02)

Webフォームのテキストを記録・復元できるWebブラウザー用拡張機能「Lazarus」

Webサイトごとに保存され、指定のWebサイトを対象から除外することも可能

「Lazarus」v3.0.5「Lazarus」v3.0.5

設定画面設定画面

 「Lazarus」は、Webフォームのテキストを随時バックアップする「Google Chrome」用の拡張機能。「Google Chrome」に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 7上の「Google Chrome」v18.0.1025.142で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 本拡張機能を導入した「Google Chrome」では、あらゆるWebフォームに入力したテキストが随時、履歴として自動的に保存される。たとえば、入力している文章の一部を書き直した場合もその前後が記録されるため、アンドゥ・リドゥのような使い方も可能。もちろん、入力中の文章がなんらかの事故で失われることを防ぐためにも活用できる。

 テキストはWebサイトごとに記録される仕組みで、各Webフォームの右隅に表示されるアイコンからメニューを呼び出せば、過去のテキストをWebフォームへ貼り付けられる。ただし、文中へ挿入することはできず、テキストが丸ごと置き換わるので注意。

 また同アイコンのメニューから、閲覧中のWebサイトを記録対象から除外することも可能。さらに設定画面を開けば、記録したテキストを暗号化する機能を有効化したり、テキストの保持期間を指定することが可能なほか、除外したWebサイトも管理できる。

 なお、本拡張機能は「Google Chrome」用だけでなく、「Firefox」および「Safari」用も提供されている。

【著作権者】
Interclue Ltd
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(寄付歓迎)
【バージョン】
3.0.5(11/10/20)

(中井 浩晶)