レビュー

インターバル撮影の写真をもとにタイムラプス動画を作成できる「Panolapse」

パン、ローテーション、ズームといったダイナミックな演出も

 「Panolapse」は、タイムラプス動画を作成できるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

 タイムラプス動画は、一般的な動画よりもフレーム数が大幅に少ない映像のことで、フレーム数が少ない分だけ早送りしたように見える。通常は、一定間隔で撮影した定点写真、つまりインターバル撮影の写真をつなぎ合わせることで、1本のタイムラプス動画へと加工する。

「Panolapse」v1.15

 本ソフトを利用すれば、連番ネームのJPEG画像を読み込むだけで、手軽にタイムラプス動画を作成することが可能。パン、ローテーション、ズームといったエフェクトをマウスドラッグで直感的に付加できるのが特長で、あたかもアングルを変えながら撮影したような雰囲気に仕上がる。

 また、それぞれの絞り値・シャッター速度・ISO感度から露出を自動で補正する機能も搭載している。この機能は、環境光が大きく変化する、日の出・日の入などの風景を素材とする場合に役立つ。

 作成した動画は、Motion JPEG形式のMOVファイル、またはH.264形式のMP4ファイルで保存することが可能。なお、解像度は最大で1,280×720となっており、それ以上の解像度を望む場合は、64.95米ドルで販売されている製品版を購入する必要がある。

ソフトウェア情報

「Panolapse」
【著作権者】
Patrick Shyu 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト(個人利用のみ)
【バージョン】
1.15(13/07/04)

(中井 浩晶)