REVIEW(11/08/02)
最小化ボタンの右クリックメニューからタスクトレイへ“最小化”「HideIt」
ウィンドウをタスクバーのタスクボタンではなくタスクトレイのアイコンに格納
「HideIt」は、ウィンドウをタスクトレイへ“最小化”できるようにするタスクトレイ常駐型ソフト。Windowsに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。アート系コミュニティサイト“deviantART”のプロジェクトページからダウンロードできる。
本ソフトを起動すると、各ウィンドウの最小化ボタンに右クリックメニューが追加される。このメニューにある[HideIt]項目をクリックすると、当該ウィンドウが非表示となり、タスクボタンがタスクバーから取り除かれ、その代わりにタスクトレイにアプリケーションアイコンとして格納される。つまり、ウィンドウがタスクトレイへ“最小化”された格好となる。
Windowsのタスクバーには、ウィンドウを多く開きすぎてタスクボタンが1行で収まりきらなくなると、途端に使い勝手が落ちるという弱点がある。しかし、本ソフトを活用してタスクボタンを減らし、タスクバーの領域を節約できれば、このような弱点をカバーできるのではないだろうか。それ以外にも、タスクトレイへ“最小化”したウィンドウには、[Alt]+[Tab]キーなどによるタスクの切り替えの対象にならないという特徴もある。
なお、タスクトレイへの“最小化”されたウィンドウを再び表示するには、タスクトレイアイコンをダブルクリックしよう。さらに、ウィンドウが表示された状態で再びタスクトレイアイコンをダブルクリックすることで“最小化”を解除することができる。
- 【著作権者】
- VasanSoft, Inc.
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 0.8.6