.NET Frameworkのバージョンを手軽に確認できるソフト。たとえば就職や転職、人事異動などで新たに管理を任されたすべてのPCが最新状態に保たれているかどうかをチェックしたいときなどにお勧め。

　使い方は単に実行ファイルを起動するだけでOK。メッセージダイアログがポップアップし、そのPCに導入されている.NET Frameworkの最上位バージョンのバージョン番号を表示する。その際、.NET Frameworkのサービスパックが導入されていれば“/SP.1”のように付記される。確認後は［OK］ボタンで終了できる。

　また本ソフトはVB 6.0で作成されているため、もし正常に起動できなければ、そのPCにはVB 6.0ランタイムがインストールされていない可能性が高いことになる。つまり、.NET FrameworkとVB 6.0ランタイムのインストール状況を同時にチェックできるわけだ。

　なお、本ソフトはインストールされている.NET Frameworkのうちの最上位バージョンを確認することはできるものの、たとえばバージョン4が入っている環境でより古いバージョン2.0や3.5などの導入履歴までは確認できないことに注意。また、ランゲージパックの導入の有無には対応していない。動作にはVB 6.0ランタイムが必要。