まじかるシーニャ

　全5ステージのクリアを目指す2D横スクロールシューティングゲーム。通常ショットに加えて、攻撃方法の異なる3種類の魔法と敵の攻撃を封じる使い魔を駆使し、激しい敵弾とステージ内に散りばめられたトラップを回避しながら進んでいく。どの魔法を使えばダメージを受けずに進めるか、どのタイミングで使い魔を放つのが効果的かなど常に考える必要があり、やり応えのあるゲームとなっている。

　最大の特徴となっているのが、使い魔の存在と3種類の魔法。使い魔はアンカーのように自機から発射され、敵にぶつけると噛みついて“ロック”状態となる。ロックされた敵は弾を発射できなくなるほか、ロック中は魔法を発射するのに必要な“魔法ゲージ”が徐々に溜まっていく。

　魔法の使い分けも非常に重要。前方へと広範囲に飛ぶ“ウェーブ”は敵や地形を貫通するため、壁の裏側にいる敵やザコ敵が数多く出現したとき一気に倒すのに役立つ。敵弾を一定数防ぎ、その後はカッターとなって前方へと飛んでいく“バリア”は敵弾が多い場所での回避に便利。地形を這う弾が上下に発射される“スター”は、狭い通路の上下に敵が登場する場所や縦方向への移動となる場所で活躍する。

　ステージ攻略には使い魔を使ったパズル的な要素もある。たとえば敵が通路を塞ぐレーザーを出しているときは、使い魔を噛みつかせてレーザーを止めるといった具合だ。また、使い魔には噛みついた物体を引っ張るという使い方もあり、狭い通路を通じて敵弾を流しまくってくる石像を使い魔でちょっとずらして、通路へと敵弾が流れないようにする、といったテクニックも必要となる。