レビュー
各電力会社の電力使用状況をタスクトレイでチェックできる「電気アラート」
閾値を設定してバルーンや音声で警告することも可能
2016年6月7日 05:05
「電気アラート」は、指定した電力会社の電力使用状況をタスクトレイでチェックできるツール。Windows 7以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。“OSDN”のプロジェクトページからダウンロードできる。なお、利用には.NET Framework 4.6が必要。
本ソフトは、電力会社が提供する電力使用状況データを定期的にダウンロードし、それをわかりやすく表示できるツール。北海道電力、東北電力、東京電力、北陸電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力の9電力会社に対応しており、プルダウンメニューで選択した電力会社のピーク時電力供給、現在の使用電力、電力使用率(現在の使用電力÷ピーク時電力供給)、前回のデータ取得時と比較した電力使用率の変化といった情報を表示することができる。
タスクトレイアイコンに電力使用率が表示される仕組みになっており、わざわざメイン画面にアクセスしなくてもおおよその電力状況がつかめるのが、本ソフトの特徴。電力使用率に応じてアイコンの色が変化するほか、指定した閾値を超えている場合にバルーンや音声で知らせる機能も備えている。
なお、使用率の閾値は、80%、85%、90%、95%の4段階から選択可能。コマンドラインの起動オプションを利用すれば、それ以外の閾値を設定することもできる。
東日本大震災以降高まっていた節電の機運も、最近ではかなり冷めてしまっているのではないだろうか。電力需要が高まる夏季に向け、本ソフトなどを活用して今一度、節電を意識するようにしたいものだ。
ソフトウェア情報
- 「電気アラート」
- 【著作権者】
- EMO
- 【対応OS】
- Windows 7以降(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.4.0(16/06/05)