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複数サービスへ同時接続できるメッセンジャーソフト「Pidgin」に脆弱性
サービス運用妨害(DoS)攻撃などを受ける恐れ。最新版v2.11.0で修正済み
2016年6月21日 15:22
オープンソースのメッセンジャーソフト「Pidgin」の最新版v2.11.0が、21日に公開された。Windows/Mac/Linuxに対応するクロスプラットフォームアプリで、現在本ソフトの公式サイトから無償でダウンロード可能。
「Pidgin」(旧称「Gaim」)は、さまざまなインスタントメッセージ(IM)サービスへの同時接続をサポートしたメッセンジャーソフト。IRCクライアントとしても利用可能で、さまざまなメッセージングサービスをひとつのソフトへ統合できるのが魅力だ。
約半年ぶりのアップデートとなる本バージョンの変更点は、セキュリティ関連の修正がメイン。米Ciscoのセキュリティ部門Talosによって報告された16件の脆弱性(CVE番号ベースで17件)が修正されている。サービス運用妨害(DoS)攻撃などを受ける恐れがあるので、利用しているユーザーはアップデートを怠らないようにしたい。
ソフトウェア情報
- 「Pidgin」
- 【著作権者】
- The Pidgin developer community
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作を確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.11.0(16/06/21)