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ドキュメントスキャナーアプリ「Office Lens」がUWPに。デスクトップでも利用可能

職場や学校アカウントでサインインできる機能も追加

「Office Lens」v16.0.6610.0

 米Microsoft Corporationは15日(現地時間)、ホワイトボードや書類をデジタルデータ化できるドキュメントスキャナーアプリ「Office Lens」の最新版v16.0.6610.0を公開した。“ユニバーサル Windows プラットフォーム(UWP)”へと生まれ変わったことで、モバイル端末だけでなく、PCやタブレットでも利用できるようになった。

 「Office Lens」は、写真やドキュメント、ホワイトボード、名刺などを端末のカメラで撮影し、画像データとして保存できるアプリ。ドキュメントの輪郭を認識して傾き・歪みを補正したり、不要部分をトリミングしたりといった処理を自動で行ってくれるのが特徴で、画像内のテキストを認識してファイルへ埋め込むOCR機能も備えている。

端末のカメラで撮影したものをデジタル化
傾き・歪みの補正や不要部分のトリミングといった処理を自動で行ってくれる
作成したデジタルデータは“OneDrive”や「OneNote」へ保存
写真やドキュメント、ホワイトボード、名刺に対応

 なお、取得したデータは“ピクチャ”フォルダー(ギャラリー)や“OneDrive”へ保存することが可能。「OneNote」や「Word」、「PowerPoint」などのオフィス文書として保存することもできる。

 そのほかにも、本バージョンでは「Office 365」と「OneDrive for Business」がサポートされ、職場や学校アカウントでサインインできるようになった。この機能はiOS版とAndroid版の「Office Lens」アプリでも利用できるという。

ソフトウェア情報

「Office Lens」
【著作権者】
Microsoft Corporation
【対応OS】
Windows 10/Windows 10 Mobile
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
16.0.6610.0(16/09/15)