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Windows 10向け「OneNote」アプリに手書きの数式をグラフ化する機能が追加
ページとセクションの整理や復元なども可能に
2017年3月14日 15:05
米Microsoft Corporationは、Windows 10向け「OneNote」アプリの最新版v17.7967.57501.0を公開した。現在、「ストア」アプリから無償でアップデート可能。今回のアップデートでは使い勝手を高める改善や便利な新機能がいくつか導入されている。
まず、リボンや右クリックメニュー、ページリストなどのサイズが、フィードバックをもとに改善。ノートの編集画面がより大きく取られるようになった。また、ページとセクションをドラッグ&ドロップして自由に整理する機能や、削除されたページやセクションを復元する機能が追加された。
削除されたアイテムへアクセスするには、ノートブックリストの右クリックメニューにある[削除済みノートの表示]コマンドを実行すればよい。最近60日間に削除されたページやノートが表示され、右クリックまたは長押しで元の状態へ復元できるようになる。
さらに、新機能としてペンで描画した数式をグラフにする機能が追加された。この機能を利用するには、ペンでページに数式を手書きし、選択ツールでそれを選んで、リボンの[描画]タブにある[数式の変換と解決]ボタンをクリックすればよい。手書きされたインクが数式へ変換されるとともに、その式を表す2Dグラフが描画され、ページへ挿入できるようになる。
そのほかにも新しいキーボードショートカットが追加されたほか、他のユーザーとページを共有する前にアクセシビリティをチェックする機能が搭載された。また、フルカラーの絵文字も新たにサポートされている。
ソフトウェア情報
- 「OneNote」Windows 10版
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows 10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 17.7967.57501.0