NEWS(11/07/21 15:16)
DirectWriteに対応し高品質なテキストの描画が可能になった「秀丸エディタ」v8.10
設定画面や検索ダイアログに「Meiryo UI」フォントを指定可能に
(有)サイトー企画は21日、定番テキストエディター「秀丸エディタ」の最新版v8.10を公開した。本バージョンの主な変更点は、Windows 7に搭載されている“DirectWrite”機能を利用してテキストを高品質に描画できるようになったこと。
本機能を利用するには、まずメニューの[その他]-[動作環境]項目を選択して設定画面を開く。次に、画面左下にある“上級者向け設定”チェックボックスをONにしたあと、設定の一覧から[表示/操作]-[文字の描画]項目を選択しよう。
[文字の描画]項目にある“3Dグラフィックスアクセラレータによる文字の描画”チェックボックスをONにすれば、“DirectWrite”機能によるテキスト表示を利用できる。また、アンチエイリアスの方式やアンチエイリアスをかける際のコントラストの値などをプレビューを見ながら設定できるほか、プロポーショナルフォントを利用している場合は文字の間隔を調節することも可能。なお本機能は、“縦書きモード”を利用している際や印刷時には適用されない仕組み。
また、本ソフトの設定画面や検索ダイアログなどに表示される文字のフォントに、Windows 7で追加された「Meiryo UI」フォントを指定するオプションが追加された。本機能を利用するには、まず設定画面で“上級者向け設定”チェックボックスをONにしたあと、[環境]-[高度な環境]項目にある“Meiryo UIを使う”チェックボックスをONにすればよい。
本ソフトは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7に対応する4,200円(税込み)のシェアウェアで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
また、同社製のメールソフト「秀丸メール」は、19日に公開されたv5.70で“DirectWrite”を利用したメールの表示機能が実装されている。
- 【著作権者】
- (有)サイトー企画
- 【対応OS】
- Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7
- 【ソフト種別】
- シェアウェア 4,200円(税込み)
- 【バージョン】
- 8.10(11/07/21)