NEWS(11/10/28 14:21)
「QuickTime」の最新版v7.7.1が公開、全12件の脆弱性を修正
うち10件はアプリケーションの強制終了と任意コードの実行を許してしまう脆弱性
米Apple Inc.は26日(現地時間)、メディアプレイヤー「QuickTime」の最新版v7.7を公開した。本バージョンの変更点は、合計12件の脆弱性が修正されたこと。
そのうち10件は、細工が施されたメディアファイルを閲覧するだけで、アプリケーションが不正終了したり、任意のコードが実行されてしまうというもの。ほかにも、メモリの内容が読み取られてしまう脆弱性なども修正されているので、なるべく早急に最新版へ更新しておきたい。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。なお、ファイルの保存や編集などといったすべての機能を利用するためには、アクティベーションキーを購入して「QuickTime 7 Pro」へアップグレードする必要がある。アクティベーションキーの価格は3,400円(税込み)。
- 【著作権者】
- Apple Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 7.7.1(11/10/26)