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東京ゲームショウ“インディーゲームコーナー”の出展料約10万円が無料に

SCEの支援によるもの。応募締め切りは6月11日までに延長

昨年の東京ゲームショウ“インディーゲームコーナー”の様子

 東京ゲームショウ事務局は28日、9月18日から21日まで開催される“東京ゲームショウ2014”の“インディーゲームコーナー”の出展料を、従来の99,900円(4日間、税込み)および32,400円(一般公開日2日間、税込み)からいずれも無料へと変更することを発表した。また、応募締め切りは30日から6月11日へと延長されている。

 東京ゲームショウのインディーゲームコーナーは昨年の“東京ゲームショウ2013”に初めて開設されたもの。インディペンデント(独立系)ゲーム開発者を支援することを目的としており、年間売上が1,000万円以下(個人の場合。法人は5,000万円以下)、二次創作でないオリジナルのゲームであるといった条件のもと応募を受け付けている。応募作品の中から最大50ブースを事務局が選考して出展者を決定する予定。

 今回の無償化は、(株)ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)がインディーゲームコーナーおよび、ゲームのアイデアをプレゼンテーションする企画“SENSE OF WONDER NIGHT 2014(センス・オブ・ワンダーナイト 2014、略称SOWN 2014)”のスペシャルスポンサーに決定したことによるもので、SCEが出展料金を全額サポートする。なお、出展作品のプラットフォームは問われない。

(中村 友次郎)