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深刻度“Critical”の脆弱性を修正した「Google Chrome」の最新安定版v41.0.2272.118

修正された脆弱性は全部で4件

「Google Chrome」v41.0.2272.118

 米Google Inc.は1日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v41.0.2272.118を公開した。本バージョンは、脆弱性を修正したセキュリティアップデートとなっている。

 本バージョンで修正された脆弱性は、全部で4件。深刻度の内訳は、同社の基準で4段階中最高の“Critical”が1件、上から2番目の“High”が1件などとなっている。深刻度“Critical”と判定された脆弱性(CVE-2015-1233)は、JavaScriptエンジン“V8”、“Gamepad API”およびIPC(Inter- process Communication:プロセス間通信)の不具合を組み合わせてリモートからサンドボックスを迂回したコード実行を実現させるという難易度の高い攻撃で、発見者には29633.7米ドルの賞金が贈られる。

 「Google Chrome」はWindows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版の7/8に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロード可能。Mac OS X/Linux版も用意されている。

ソフトウェア情報

「Google Chrome」Windows向け安定版
【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7/8/8.1および64bit版の7/8
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
41.0.2272.118(15/04/01)

(樽井 秀人)