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キャッシュの保存先を簡単に変更できるようになった国産Webブラウザー「Kinza」v2.2
高速なストレージを指定することでWebブラウジングを高速化
(2015/5/29 14:51)
Dayz(株)は29日、RSSリーダーやマウスジェスチャー機能などを搭載した「Chromium」ベースのWebブラウザー「Kinza」の最新版v2.2.0を公開した。Windows Vista/7/8/8.1に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。
最新版ではキャッシュファイルの保存先を簡単に設定可能になった。[設定]-[その他]画面から指定可能。キャッシュの保存先にRAMディスクやSSDドライブなどの高速なストレージを指定しておくことでWebブラウジングの高速化が期待できる。
また、アップデート通知をON/OFFするオプションが[設定]-[その他]画面へ移動された。
そのほか、フルスクリーン時にサイドバーが再読み込みされる問題の修正や、ベースとなる「Chromium」がv43.0.2357.81へアップデートされるなどの変更が加えられている。
なお、29日の記事執筆時時点で、シマンテック製のセキュリティソフト“ノートン”シリーズを使用している環境ではインストール時に“Suspicious.AD”を検知してインストールが中断されることを編集部で確認した。
「カスペルスキー インターネット セキュリティ」や「ESET Smart Security」がインストールされた環境では何も検知されないことと、“Suspicious.AD”はマルウェアと断定していることを示すものではないため誤検知の可能性が高い。編集部ではシマンテックに問い合わせているが、不安な場合はインストールを控えたほうがよいだろう。
ソフトウェア情報
- 「Kinza」
- 【著作権者】
- Dayz(株)
- 【対応OS】
- Windows Vista/7/8/8.1
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.2.0(15/05/29)