レビュー

複数のビデオファイルをアニメーションGIFファイルへ一括変換できる「openAviToGif」

AVI/MKV/MPEG/MP4/FLV/MOV/RM形式のビデオファイルがソースとして指定可能

「openAviToGif」v0.5.1
オプション画面

 「openAviToGif」は、ビデオファイルをアニメーションGIFファイルへ変換するツール。Windowsに対応するフリーソフトで、“SourceForge.net”のプロジェクトページからダウンロードできる。

 本ソフトを利用すると、複数のビデオファイルをアニメーションGIFファイルへ一括変換することが可能。GUIにはマルチプラットフォーム対応のUIフレームワーク「Qt」、動画の処理エンジンには「FFmpeg」が利用されており、AVI/MKV/MPEG/MP4/FLV/MOV/RM形式のビデオファイルがソースとして指定できる。音声こそ扱えないものの、ほとんどのプラットフォームでプラグインなしに再生できるのがアニメーションGIFの魅力。ちょっとした動画をWebページに掲載したい場合などには便利だ。

 使い方は簡単で、メイン画面へビデオファイルをドラッグ&ドロップして[Convert]ボタンを押すだけでよい。それぞれのビデオにオプションを指定して、特定区間だけトリミングして変換したり、解像度やディレイ(次のコマが表示されるまでの時間、再生速度)、ループするかどうかを指定することも可能。よく利用するオプションがあれば、[File]‐[Set default settings]メニューを開いてデフォルトの設定を定めておけば、毎回オプションを入力する手間が省ける。

 さらに、本ソフトはマルチスレッディングに対応。マルチコアCPU環境ならばメイン画面にある“Thread”の値を増やすことで変換処理のパフォーマンスを向上させることができる。

本ソフトで変換したGIFファイルの例

ソフトウェア情報

「openAviToGif」
【著作権者】
Alexey Markarov 氏
【対応OS】
Windows(編集部にてWindows 8.1で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
0.5.1(13/06/26)

(柳 英俊)