レビュー
タスクバーの“ライブサムネイル”を隅々までカスタマイズ「Taskbar Thumbnails Tuner」
一発で初期設定へ戻す機能も搭載。お気に入りの設定を探してみよう
(2016/1/26 05:05)
「Taskbar Thumbnails Tuner」は、タスクバーの“ライブサムネイル”をカスタマイズできるツール。Windows 7/8に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 10で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
“ライブサムネイル”とは、ウィンドウの内容をプレビュー表示するタスクバーの機能。同じアプリケーションで複数のインスタンス(実体)を起動している場合、タイトルだけでは区別が難しい場合がある。しかし、“ライブサムネイル”機能を利用すれば、その内容を確認しながらタスクの切り替えができて便利だ。
「Taskbar Thumbnails Tuner」は、その“ライブサムネイル”を自由にカスタマイズできるツール。サムネイルの大きさ、サムネイル同士の間隔、タイトルの表示位置、サムネイルの余白などをピクセル単位で調整することができる。サムネイルの最大表示数(これを超えるとメニュー表示になる)や、マウスカーソルをタスクボタン上に移動してからサムネイルを表示するまでのディレイ(待機時間)を指定することも可能だ。
利用方法は簡単で、カスタマイズしたい項目を調整して[Apply]ボタンを押すだけでよい。「エクスプローラー」が再起動され、設定が反映される。[Defaults]ボタンを押せば一発で初期設定へ戻すことができるので、いろんな設定を気軽に試すことができる。
なお、本ソフトの実行ファイルには通常版とWindows 8ネイティブ版があるが、コンパイルされた.NET Frameworkのバージョンが異なるだけで、機能面で違いはないようだ。
ソフトウェア情報
- 「Taskbar Thumbnails Tuner」
- 【著作権者】
- Happy Bulldozer 氏
- 【対応OS】
- Windows 7/8(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.0.0.1