昔の時刻表現による古風なアナログ時計「江戸時計」
不定時法の文字盤で『草木も眠るうしみつどき』の“丑三つ”もわかる
(09/07/15)
江戸時代の時刻表現を用いた古風なアナログ時計。時代劇が好きな人などにお勧め。
江戸から明治初期まで使われていた“不定時法”では、1日を日の出と日の入りで昼と夜に分け、それぞれの6等分を“一刻”(いっとき)として十二支を割り当て、さらに一刻を4等分して、たとえばお昼前を“午の二つ”、深夜2時半頃を“丑三つ刻”(うしみつどき)などと表現した。そのため季節により、また昼と夜でも一刻の長さが変わる点が、現代の“定時法”との大きな違いだ。
本ソフトはそうした昔の時刻表現を利用したアナログ時計。あらかじめ設定で都市名を選択、または緯度・経度および標高を入力すると、日の出と日の入りを計算して文字盤の二重円が十二支で区分けされる。短針の指す位置から、午前中は二重円の外側、午後は内側の干支を読む仕組み。。また、ウィンドウのタイトルバーにも“さるのよつ”のように表記される。文字盤には現代の定時法での目盛りもあり、長針と短針から通常の時刻もわかるので安心。
- 【著作権者】
- 森田 伸二 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0(09/06/27)