Windowsのシステム起動にかかる時間を自動測定「BootRacer」
ログオンにかかる時間は除いてカウント、履歴リストは保存も可能
(11/01/19)
Windowsのシステム起動にかかる時間を自動測定できるソフト。たとえばPCを買い換えるときや、PC高速化アプリケーションを試用するときなどにお勧め。Windowsの起動がどれくらい速くなったかを、ストップウォッチ片手に手動で測らなくても容易に測定できる。とくに、Windowsのログオン画面でユーザーがパスワード入力などのログオン操作に手間取っても、その時間を差し引いて計測・記録できるのが特長。
メインウィンドウ右上の[Start]ボタンを押すと、Windowsを再起動する旨の確認が表示され、[Yes]を選べば直ちに再起動処理が行われる。再起動後、Windowsにログオンするとデスクトップ画面の右下に砂時計のウィンドウが現れ、しばらく待つと計測されたトータルの起動時間が表示される。続いて[See why...]ボタンでメインウィンドウを開けば、起動からログオン画面が表示されるまでの時間(Time to Logon)、ログオンにかかった時間(User Logon Waiting Time)、ログオン時間を差し引いて起動からデスクトップ表示までの正味の時間(Time to Desktop)がそれぞれ表示される。また、かかった起動時間によって“Good”“Excellent”といった評価もしてくれる。
本ソフトは初期設定のままだとWindowsを起動するたびに毎回、起動時間を自動測定する。その履歴は[Show History]ボタンでリスト表示したり、リストをXLS/HTML/DOC/CSV形式で保存することが可能。またオプションにより、測定を毎回ではなく次回起動時の1回のみに変えたり、ログオン後に現れる起動時間表示をOFFにしてバックグラウンドで測定するよう設定することもできる。
なお、メインウィンドウ左下にある[Speed up PC]ボタンを押すと、同作者のシェアウェアでWindowsをチューンアップする高速化アプリケーションの紹介サイトを既定のWebブラウザーで開く仕組みになっている。
- 【著作権者】
- Greatis Software
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7/7 x64
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(非商用のみ。商用利用は19.95米ドル)
- 【バージョン】
- 3.0(10/12/22)