いまさら聞けない?Windows 10のTips

第32回

Core i5? i7? 自分のPCに搭載されているCPUやメモリは一体何だっけ?

「設定」や「デバイスマネージャー」を利用する

 度重なるアップデートによって、次第に使いやすさを向上させつつある「Windows 10」。普段、何気なく使っているかもしれないが、いつのまにか追加された新機能や知らずに過ごしていた便利な機能、隠れた機能なども存在する。本連載では、そんな知っておくと便利なWindows 10のTipsを紹介する。

「設定」や「デバイスマネージャー」を利用する

 普段はあまり気にすることがないPCのスペックだが、まれにゲームなどの推奨環境としてCPUの種類やメモリ容量などが示されている場合がある。

 “はて? ウチのPCはどんなスペックだったっけ?”と疑問に思ったときは、「設定」の[システム]にある[バージョン情報]をチェックしてみるといいだろう。プロセッサでCPUの型番やクロック、実装RAMでメモリ容量を知ることができる。

「設定」の[システム]で左側の一覧から[バージョン情報]をクリック。CPUやメモリの情報を確認できる

 ちなみに、以前に紹介した「winver」を使ったWindowsのバージョン確認は、この方法でも実行することができる。

 もう少し詳しくスペックを知りたいときは、「デバイスマネージャー」も活用すると便利。[プロセッサ]を展開するとCPUのコア数×スレッド数分の項目が表示される。たとえば、4コア2スレッドのCore i7-4770なら4×2で8個分CPUの名前が表示される。

 さらに「ディスプレイアダプター」の項目を開けば、搭載されているディスプレイアダプターの情報も確認可能。ゲームなどによっては推奨ディスプレイアダプターが指定されている場合もあるので、ここで確認しておくといいだろう。

スタートボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を起動。[プロセッサ]や[ディスプレイアダプター]で詳細を確認できる