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「Windows Subsystem for Linux」に初のオープンソースリリース
「WSL 2.6.0」がプレリリース版として公開
2025年6月23日 09:39
米Microsoftは6月20日（現地時間）、「Windows Subsystem for Linux」v2.6.0をプレリリース版として公開した。オープンソースとしては初のリリースだという。
「Windows Subsystem for Linux」（WSL）は、Windows上でLinuxディストリビューションを動作させる仕組み。今年5月の年次カンファレンス「Build 2025」でオープンソース化が発表されていた。ライセンスは「MIT」で、ソースコードは「GitHub」から入手可能。
「WSL 2.6.0」における変更は、安定性の向上やローカライズの更新などが中心。ダウンロードの問題や「systemd」ユーザーセッションに関するさまざまな問題が解決されているとのこと。
「WSL」のインストールは「wsl --install」コマンドで、アップデートは「wsl --update」コマンドで可能。プレリリース版をテストしたい場合は「wsl --update --pre-release」コマンドを利用するとよい。
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