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「Microsoft Edge」に2件の脆弱性、スクリプトエンジン「V8」の整数オーバーフローなど
v137.0.3296.93がリリース
2025年6月23日 00:05
米Microsoftは6月20日(現地時間)、デスクトップ向け「Microsoft Edge」v137.0.3296.93を安定(Stable)チャネルでリリースした。原則週に1回実施されているセキュリティアップデートで、以下の脆弱性修正が含まれている。
- CVE-2025-6191:Integer overflow in V8
- CVE-2025-6192:Use after free in Profiler
深刻度の評価は、いずれも「High」。今のところ脆弱性の悪用は報告されていないが、できるだけ早い対応を心がけたい。なお、これらの脆弱性は「Google Chrome」でも修正済みだ。
デスクトップ版「Microsoft Edge」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在公式サイトから無償でダウンロード可能。すでに「Microsoft Edge」を利用中の場合は、自動で更新されるため何もする必要はない。手動で更新したい場合は、画面右上のメニュー([…]アイコン)から[ヘルプとフィードバック]-[Microsoft Edge について]画面(edge://settings/help)へアクセスするとよい。