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「Google Chrome」に3件の脆弱性、スクリプトエンジン「V8」の整数オーバーフローなど

Windows環境には修正版のv137.0.7151.119/.120が展開中

2025年6月18日 08:41

「Google Chrome」にアップデート。Windows環境にv137.0.7151.119/.120が展開中

　米Googleは6月17日（現地時間）、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定（Stable）チャネルをアップデートした。現在、Windows/Mac環境にv137.0.7151.119/.120が、Linux環境にv137.0.7151.119が展開中だ。

　本リリースは、原則週に1回実施されているセキュリティアップデート。今回は3件の脆弱性が修正されており、CVE番号が付番されたものが2件公開されている。

  • CVE-2025-6191：Integer overflow in V8
  • CVE-2025-6192：Use after free in Profiler

　深刻度はいずれも「High」と評価されており、今のところ脆弱性の悪用は報告されていない。また、内部監査やファジングで発見されたさまざまな問題にも対処しているとのこと。

　デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面（chrome://settings/help）にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。

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