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「Google Chrome」に2件の脆弱性、修正版がリリース

Windows環境にはv137.0.7151.103/.104が展開中

「Google Chrome」にアップデート。Windows環境にv137.0.7151.103/.104が展開中

 米Googleは6月10日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。現在、Windows/Mac環境にv137.0.7151.103/.104が、Linux環境にv137.0.7151.103が展開中だ。

 本リリースは、原則週に1回実施されているセキュリティアップデート。今回は2件の脆弱性が修正されている。


    CVE-2025-5958:Use after free in Media
    CVE-2025-5959:Type Confusion in V8

 今のところ脆弱性の悪用は報告されていない。

 デスクトップ向け「Google Chrome」はWindows/Mac/Linuxに対応しており、現在、同社のWebサイトから無償でダウンロード可能。Windows版は、Windows 10/11に対応している。すでにインストールされている場合は自動で更新されるが、設定画面(chrome://settings/help)にアクセスすれば手動でアップデート可能。アップデートを完全に適用するには、「Google Chrome」の再起動が必要だ。